美希がさりげなく由香里をソファーに誘った。
秋の午後の光は、ソファーに座る二人の裸身を柔らかく照らした。
美希は由香里の肩を抱き囁いた。
「私がやるようにしてね」
そう言って、一方の手に握ったガラスのディルドの先端を美希が舐めた。
蛇の頭の先を浅く唇に含み、そこに唾液を塗り付けて行った。
蛇の頭から唇を離し、由香里の唇へと持って行った。
「由香里の番よ」
美希は驚いているような由香里の瞳を覗き込んで言った。
「これは私だ思って舐めてみて」
美希が優しく言った。
由香里は恐る恐るディルドの亀頭に唇を寄せた。
あのレイプの後のトラウマとなった蛇身への恐怖が湧き上がって来ないか不安だった。
これは美希・・・
これは美希の蛇・・・
由香里はそう呟きながら蛇の頭を含んだ。
硬く、滑らかで、冷たい、しっとりとした蛇の先端だった。
美希に倣って舌で唾液を塗り付けた。
塗り付けながら剛一パパの蛇の頭の感触を思い出していた。
優しく、太く、熱く、由香里の中でのたうつパパの蛇。
あのレイプの後遺症の恐怖心は襲って来なかった。
「今度は自分で持ってやってみて」
美希が由香里の手にディルドを渡した。
由香里は両手でディルドを支え、眼を閉じて、今度はディルドの根元まで口に含んだ。
まさにパパのものだった。
これはパパ・・・
パパの蛇身・・・
由香里は懐かしい思いでパパを口に迎えている様だった。
美希が由香里の手の上に自分の手を重ね、ディルドの動きを速めた。
今度は、硬く、太く、荒々しく暴れる蛇身を思い出していた。
これは正輝・・・
正輝の蛇・・・
美希は目を閉じてガラスの蛇身にフェラしている由香里を見詰めながら、指を由香里の恥丘へと滑らせて行った。
由香里は美希の指の動きに従って、自然に脚を開いた。
美希の指が花唇の割れ目をなぞった。
割れ目を上下しながら、親指と人さし指でで肉芽を摘み愛撫した。
一方で中指は花唇の奥に入り込み、蜜口に侵入した。
愛液が蜜壺の奥から溢れ出してきた。
由香里の喘ぎ声が高まってきた。
「じゃ、由香里、今度は私にかして」
そう言って美希は股間から手を離し、由香里からディルドを受け取った。
一方の手で由香里の頭を抱え、唇を重ねた。
そして一方の手で、ディルドを由香里の蜜口に押し当てた。
「ゆかり、これはあなたが愛してる人の蛇よ」
そう言って美希はディルドを由香里の蜜壺に挿入して行った。
始めは緩やかに動かした。
由香里の反応を見ながら、ディルドの動きを速めた。
由香里は美希の首に手を回し、美希の舌を吸い、美希の唾液を啜りながら、腰を動かし始めた。
自ら蛇身を求める腰の動きだった。
「気持ちいい?」美希は唇を離して囁いた。
「気持ちいい!」由香里が答えた。
美希は由香里の乳首を口に含んだ。
乳首と乳房を唇と舌で舐めまわしながら、ディルドで激しく蜜壺を犯した。
やがて
ア ア ア ア ア
と、由香里の声が途切れ途切れに高まりを訴え始めた。
美希は手の動きを緩めず、時には速く、時にはゆっくりと由香里を犯し続けた。