140字小説。愛の形。

深まる酔い。二人の男と3Pの予感。r

2021/04/28

ビルの裏の明るいお洒落な立ち飲み屋だった。
女一人客は私だけだった。
その夜は無性にどこかの闇の彼方へ行きたかった。
酔いが深まった頃二人の若い男が私を挟んで話しかけてきた。
俺たちと飲み直さない?
甘い声に私は甘く答えた。
いいわよ。
今夜私は二人に狩られるだろうと思った。