美希は由香里の唇を優しく求めながら、由香里の肉芽の愛撫を始めた。
由香里の体が勝手にビクンビクンと痙攣的に反応した。
今度は由香里が美希の下半身に指を這わせ始めた。
由香里にとって、美希の体は沖縄の太陽と潮風と海の思い出そのものだった。
海中で流れる様に泳ぐ美希。
紐ビキニでほとんど裸に近い輝く肉体。
東シナ海の群青の海の中で白い身体がエロティックに揺れていた。
一緒に恋人の遼介が泳いでいた。
やがて美希が遼介の水着をずらし、すでに勃起している蛇を口に含んだ。
遼介は海中で美希を逆さまにして、立ったままシックスナインの態勢を取り、美希の脚を大きく開かせ、パンティーを横にずらし、クンニを始めた。
由香里には信じられない光景だった。
そして幻想的で艶めかしい光景だった。
由香里はその姿を思い出しながら美希の恥丘に指を這わせた。
美希の肉芽が勃起するのが分かった。
それを摘み更に花唇の割れ目をたどっていくと蜜口に辿り着いた。
指を少し入れると蜜口がぬるりと指を飲み込むようだった。
由香里は指をさらに奥に進めた。
柔らかでぬめりのある襞が歓喜して指を奥へ奥へと導く様だった。
美希も肉芽の愛撫から由香里の膣へ指を侵入させていた。
互いに互いの膣に指を入れ、互いの膣を愛撫し合い、重ねた唇から喘ぎ声が漏れ始めた。
レズビアンの快楽はゆっくり湧き上がり、ゆっくりと過熱し、全身を駆け巡った。
「好きよ。由香里」
「私も・・」
二人はやがてシックスナインの体位に移った。美希がリード役だった。
互いに横になり向き合って、片足を大きく開き、開いた股間の蜜口を互いに吸い合った。
由香里の会陰はパイパンで、肉芽と割れ目が少女のように剥き出しになっており、蜜口が赤く悶え、その下にアナルが息づいていた。
美希の恥丘はくすんだ恥毛に囲まれ、由香里は舌で舐めながら恥毛を掻き分けた。
恥毛を分け入ると肉芽の突起があった。
由香里は突起を舐め上げ、割れ目に従って舌を上げ下げし、愛液で濡れている肛門に舌を入れた。
同じように美希も由香里の肛門に舌を入れてきた。
肛門を突かれる舌の感触は、パパとは全く違っていた。
美希の舌は優雅で、柔らかく、そのくせ悪戯っ子ように肛門を弄んだ。
互いの首を互いの太腿が締め付け、相手が自分に、自分が相手に融合し一体になって行く感覚があった。
二人の腰が激しく相手を求めて互いの蜜口に押し付け合った。
そして、互いの蜜口に唇を寄せて、音を立てて愛液を啜り合った。
再び美希が体を動かし、移動し、由香里の膣と美希の膣を密着させた。
二人は互いに互いの蜜口を押し付け合い、擦り合い、蜜口から、愛液を交換し合った。
というよりも二人の愛液で混ざりあった不思議な液体を、互いの蜜口で啜り合った。
二人はそれぞれ首をのけ反らせうめき声をあげた。
イクーーー
イクーーー
ほとんど二人同時に激しく痙攣し始めた。
身体は完璧に溶け合っていた。
由香里!!
美希!!
二人は互いの名を呼び合った。
柔らかな自分の割れ目が相手の割れ目を呑み込み、相手の割れ目が自分の割れ目を飲み込んだ。
男と女のセックスには無い、レズビアンの喜びの無限の旋律が二人を高みへと押し上げて行った。
その時、由香里は自分でも予期しない言葉を口にした。
パパ!
パパ!
と。