愛人契約

愛人契約38.マイクロビキニを着けて沖縄の朝の海にr

2021/04/26

朝日の輝きに溢れる寝室でのセックスの後、二人は浴室で互いにシャワーをかけあった。
剛一の身体は五十代にも関わらず引き締まっていた。
ジムで鍛えた体だった。
由香里の体は弾力に富みシャワーの水を弾いた。

中年の剛一は年甲斐もなく少年に戻ったようにはしゃいだ。
逆に由香里の方がお姉さんぽくなった。

だめよじっとしていなさい
やだよー
変なとこ触らないで
このでっぱりは何ーーー
ちゃんと石鹸を塗って
きゃっ きゃっ

シャワーの後暫くすると室内電話が鳴った。
剛一が出た、何か頷いていた。

そして剛一が言った。
「由香里、海に行くよ。お魚を見に行こう」
「お魚?」
「シュノーケルで海の中に入るんだ」
「素敵!でも、水着は持って来てないわ」
「心配ないよ」

三十分程してドアのチャイムが鳴った。
剛一が開けると一人の女が袋二つを持って立っていた。
長い黒髪に少し日焼けした健康そうな女だった。
真っ青な麻のパンタロンに黄色のブラウスを涼しげに着ていた。
大きな黒い瞳が神秘的にキラキラ輝き、切れ長の目尻が妖しく、見る者を誘惑するようだった。

「お世話になってます。どうぞ。」
剛一が勧めると、女は入ってきて由香里に向かって言った。
「コンシェルジェ・チーフの知花美希です。」
「美希さんには、沖縄での由香里のファッションや下着の件で色々お世話になったんだよ」
と剛一が紹介した。
「あれは、美希さんが選んでくれたの?大胆だけど素敵だわ。」
由香里が顔を少し赤らめて言った。

「シュノーケルの用意をしました。こちらは由香里さん用です」
そう言って美希は袋の一つを由香里に差し出した。
由香里が中を確かめると水着とシュノーケルセットが入っていた。

水着はライム色のマイクロビキニだった。
「由香里さんにはマイクロビキニが最適です。そのスレンダーな身体はできるだけ開放するほうが絶対いいです。またマイクロビキニは心も大胆に開放します」
そう言って美希が強調した。
「ありがとう」
由香里は少し恥ずかしげに答えた。

「車で待ってます。水着をつけて、ガウンでも羽織って来てください。シュノーケルセットは私が持って行きます。」
テキパキと指示して美希は出て行った。

由香里はさっそく水着を着てみた。
寝室の鏡に映してみた。
スレンダーな身体をほんの一部だけ隠す布切れのような水着だった。
トップは乳首が隠れる程度。
ボトムは肉芽と花唇が隠れる程度。
ボトムの布切れの端から剃毛された、パイパンの花唇のふくらみが見えた。
大理石のような身体が一層エロティックに見えた。

「恥ずかしい水着だわ。でも何となくゾクゾクしちゃう」
そう言って、由香里はモデルのように頭の上で腕を組み、少し腰をくねらせてみた。、

肢体は伸びあがり、腰は悩まし気にくねり、臍のくぼみが悪戯っ子のように笑っている。しなやかな身体は布切れを振り解いて今にもはち切れそうだった。

「セクシーだよ。凄くいいよ。由香里」
剛一が側に寄ってきて、腰に手を回し、由香里の華奢な裸の肩に軽く接吻した。

由香里は水着の上に花柄のビーチ用ガウンをはおり、二人は部屋を出た。