スワッピング・悦楽の四重奏

四重奏39 ボクサー犬が大きな唇と厚い舌で、私を絶叫させるr

2021/04/26

藤枝は、ボクサー犬のような、その厚くて大きな舌で、私の花唇の割れ目を舐め上げた。
夥しい唾液が舌から溢れて、私の蜜口をしとどに濡らした。
それに私の愛液が混じりあった。

舌は花唇の頂点の肉芽をも舐め、そのぬめりと執拗な絡まりが、私をおぼろにさせた。
舌は柔らかく、しかし硬く太く、ぬるりと蜜口の中に侵入してきた。
それを大きな唇が包み込み、花唇全体を被った。
やがて、藤枝は、舌と唇を使って、蜜口から溢れる蜜を啜り始めた。

ヒーッ

私は遂に、痙攣の中で、自分では制御できない声を上げた。
私は、刺激に反応し反射する肉体、苦痛にも似た悦楽の渦の運動、まさにセックスマシーンとなっていた。

藤枝の、強烈な舌の愛撫は、やがて腹部へと移ってきた。舌のうねりと、滴る唾液が私の体をなぞっていった。
一方、二本の指が蜜壺の中に侵入し、肉襞を擦り、敏感なスポットを突き、私を弄んだ。
私は半分呼吸困難に陥っていた。

彼の舌が乳房の膨らみを舐めた。ねっとりとした舌を押し付けるように這わせながら、空いた手で、乳房を揉んだ。
乳房の次は、突起した乳首を含み、口の中で乳首を甘噛みしたり、吸ったりした。
私の痙攣は一層深まり、激しくなった。

藤枝は執拗だった。
乳房の次は、私の二の腕を上に伸ばし、剥き出しになった脇の窪みを舐めた。くすぐったく、しかし、強烈な快感が走った。
次いで、耳に、頬に、閉じた瞼の上に、そのぬめる舌を這わせた。

やがて、私を四つん這いにさせると、後ろに回って、お尻を揉み、舐めた。
お尻の二つの丘を割って、硬く閉じたアナルに舌を押し込んできた。
独特の痺れる感覚が、脳髄の奥深くを刺激した。

キャーー

勝手に、私の体が獣の声を上げた。
一瞬、意識が飛散し、体が跳ねた。そしてオーガズムの頂点で光の中に溶け込んだ。

時間が経った。
ぼやけた視界の中に、藤枝の顔があった。
異様のボクサー犬が、じーっと私を見つめていた。
闇を湛えた目の中に、私を愛しんでいる輝きがあった。

私は無言で腕を伸ばし、彼の首に腕を回して引き寄せ、自から彼の唇を求めた。
厚い唇の下の厚い舌と唾液が私の口の中を満たした。
圧倒的な存在感だった。