由香里の愛人日記

愛人日記40.パパの仕業11 性感が敏感になり淫乱になったこと

高校時代、水泳部で鍛えていたたため、肌は強い方だ。
でも、肌が強いことと、肌が鈍感な事は別のことだと思う。
私は、肌の感性は普通だと思う。
かといって人と比べたことは無いのだが。

ただ、パパとつき合ってから、肌の感性が、あるいは性感が敏感になったと思う。

肌を撫でられるとき、ゾクゾクする感じ、それが一層高まって体がのけ反ってしまう。
その感覚が、パパのせいでいっそう深まったと思う。

パパの撫で方は優しく、万遍なく、時間が長い。
だから私の肌は、その指や指の皮膚の感触を感じ取ろうとして、意識を集中させ、少しの刺激にも反応してしまう。
反応した時は、皮膚から身体の奥底まで電流が走る感じがする。

若い正輝の撫で方は、力強く、荒く、せっかちだ。
だから私の肌は、正輝を感じる暇がなく、反応も少ない。
正輝の愛撫で体はそれなりに反応はするが、体の芯からのゾクゾク感ではない。ゾクゾクする前に、私は正輝に犯され、いってしまう。

だから、パパとのセックスはとても密度が濃い。
私の肌は敏感になり、次に来るパパの指の動きや掌の動き、舌の動きに神経が集中し、肌の細胞一つ一つまでパパの動きに反応し、期待に体を震わせてパパを待ち望む。
私の体全体が、性の受信機になってしまった。

微細な動きに歓喜して反応する、そんな体にしたのはパパだ。
私の性感を厭らしいほど高めたのはパパだ。

パパが、俺は由香里依存症だと言った。
由香里こそパパ依存症だ。

私が淫乱になったのはパパの仕業だ。