初めてアナルに指を入れられた日。
力を抜いて・・
アナルで咥えて・・
パパが耳元で囁く。
私はパパに抱かれながら、脚を大きく開いている。
パパの首に腕を回してパパの唇を吸っている。
パパは片手で私の頭を抱きかかえ
もう一方の手の指が私のアナルのすぼまりを愛撫している。
やがて細めの中指がすぼまりに入って来る。
思わずすぼまりを締める。
パパの指を一層感じてしまう。
すぼまりとアナルの中にはローションがたっぷりと塗られている。
だから指は滑らかにすんなりと入って来る。
次に親指が蜜口を探り当てて中に入って来るのが分かる。
パパはアナルと蜜口を同時にいたぶり始める。
私は小さく呻きながらパパの舌を求めている。
頭の中では光が弾けている。
アクメの予感の光だ。
パパにすべてを委ね、すべてを曝す感覚。
由香里という自意識が飛散する
体が崩れて
液体が溢れ
声がほとばしる。
中指がアナルの奥までぐーっと侵入して来て、直腸の中をまさぐり始める。
すぼまりが押し広げらる痛みが強くなる。
体の奥底から叫び声が上がる。
痛みと
変な快感が混ざった声だと思う。
しかし、自分では分からない
黄昏の夏空の下
マンションを囲む林の中で
たくさんの雀たちが鳴き騒いでいる。
その日はそれ以上、パパはアナルに入って来なかった。