パパのせいで変ったもの。
下着の趣味、というより、ガーターをよく着けるようになったこと。
もともと私の下着の趣味は普通の可愛い女子向けばかりだった。
ワコールとか、WINGとか、一般的なブランドのものばかりだった。
学生時代からそうだし、社会人となって、フリーのイラストレーターをしてからもそう。
また、アルバイトで、クラブのホステスをしたこともあったが、それでも普通のものばかりだった。
そんなブランドにもハイレグタイプやスキャティーがあり、時々それらを着ると、若い正輝は喜んでくれた。
パパも喜んでくれた。
ある日パパが
一度、ガーターを着けてみてよ
と、悪戯っぽく言った。
次の逢引きの時、ガーター姿をパパに見せた。
パパが非常に喜んで、私をせっかちに抱きしめた。
そんなにいいの?
って聞くと
とても好きなんだ。
という。
何故?
ってしつこく聞くと、高校生時代に観たフランス映画のせいだと言う。
美しい人妻が不倫する場面で、ガーターを着けていたらしい。
ガーターってのは私の青春なんだ。
そう言って、また、私を抱きしめた。
パパに愛されるようになって、私は下着に目覚めたと言ってもいいぐらい。
それまで着けたことのないガーターを着けるようになった。
ガーターに似合う網タイツが増えた。
スキャンティーの種類が増えた。
シースルーのスケスケのパンティーが増えた。
中には、クロッチがビーズで出来たものもある。
でも、下品にならないで。
と、パパが注文を付けた。
けばけばしい色は避ける。
色数を抑える。
パパがそうアドバイスした。
でも、とっても矛盾していると思う。
セックスって、下品になりきることだと思う。
フェラしたり
クンニされたり
アナル舐めたり・・・
パパの注文は、努力目標です! って、言ってやった。