由香里の愛人日記 電子書籍「由香里の愛人日記」をご一読ください。
こよなく愛され調教され、さらに愛される私の喜び。
「愛人契約」を女の視点から描写。一層の深みが好評です。

由香里の愛人日記

愛人日記08.パパとの愛人契約について

パパと交わした愛人契約。

・蒼井由香里は桐野剛一から呼び出しがあった場合は、原則として直ちに応じること。
・桐野による呼び出しは概ね週2回程度。ただし回数は変動することもある。
・蒼井由香里は桐野剛一が望む性愛行為について不快と感じる場合は拒否することが出来る。
・お互いのプライバシーには踏み込まない。
・恋人、友人、家族、住所、職業、勤め先など、互いに明かす必要はない。
・明かすものは、互いの連絡のための電話番号とLINEのアドレスのみとする。
・契約金は月末に蒼井由香里が指定する金融機関に桐野剛一の「カンパニー」から現金で振り込むものとする。
・特記事項
 この契約は、いつかは分かれるという前提に成り立つ。
 ゆえに、幸せ、という言葉は禁句とする。

愛人契約なんて交わしたことがないので、その内容の妥当性は私にはわからない。

ただ、最後の

幸せ、という言葉は禁句とする

という言葉に私はものすごい寂しさを感じた。
また一方でパパの優しさも感じた。
私が契約書を読み終わった後パパが訊いた。

「これでどう?」
「とても大切にしてくれて。嬉しい。」
「よかった」
「でも寂しい」

幸せでなくても、パパを愛そう。

そう思った。