裕也はしばらく沈黙していたが、やがて口を開いた。
「俺は美帆さんを抱いた。恭介の方から、美帆と寝てくれと言われたんだ」
私は信じられないと言った表情で見ていたに違いない。
「本当なんだ、恭介から頼まれたんだ」
「次にこれを見てみて」裕也は、そう言って別のファイルを開いた。
鮮明で高画質の動画だった。
私はそこでも、アッと驚きの声を上げた。
私と恭介がベランダで交わっていた。今朝のあの秘密のマンションだった。
私は立位で、恭介に片足を持ち上げられ、下から、花唇を割られ、蜜口に太い蛇身を挿入されていた。蛇身は蜜口と花唇に出入りを繰り返し、赤く怒張した蛇の頭が見え隠れしていた。
やがて、恭介は、私をベランダ用のイギリス風のソファーに仰臥させ、跨り、のたうつ蛇を自分でしごき上げ、少しの間を置いて、どっと白濁した液を、お腹の上に解き放った。
私は、白濁した精液にまみれながら、恍惚として、オーガズムの頂点に眼を閉じて顔を歪めていた。
場面が変わった。
ガラス張りの浴室だった。
正面、つまり、鏡の壁に向かって屈んで放尿する私がいた。
私の花唇や肉の突起が、もろに剥き出しになっていて、透明な液体が勢いよく噴き出ていた。
隣に恭介がいて、放尿して濡れそぼる花唇をニヤニヤして見詰めていた。
更に場面が変わった。
私は仰臥する恭介の顔に跨っていた。顔面騎上位と言うらしい。
私は花唇の割れ目を恭介の顔に押し付け、割れ目の先端の肉の突起を、鼻先に擦りつけていた。
やがて、残っていたおしっこが花唇から放たれ、それをおいしそうに恭介が飲み込んでいた。
「もうやめて、消して」
私は、驚きと恥ずかしさで全身が震えているのが分かった。
そして、盗撮されたことへの怒りが全身を駆け巡っていた。
私は裕也を激しく睨みつけた。悔しさで涙が込み上げてきて、視界がぼやけた。
「説明して、これは何なの? 」
しかし、裕也は困ったような顔をして黙り込んだ。
「どうして黙まるの、説明して」私は追求した
裕也じっと私を見詰めて、暫くしてから言った。
「信じて欲しい、俺はお前を愛している。愛しているから、こんなことをしたんだ」