レストランでの朝食を終え剛一と由香里は部屋に戻った。
部屋の中は外のねっとりした沖縄特有の湿度はなく、適度に冷えて適度に乾燥していた。
ベランダからは海と空の光がふんだんに注ぎ込まれていた。
リビングのソファで剛一が手足を投げ出して横たわった。
そのそばへ由香里が寝ころんだ。
剛一がさりげなく由香里を抱き寄せ接吻した。
剛一は由香里のビーチガウンの中に手を入れた。
由香里はシースルーのオレンジ色のブラとショーツをまとっていた。
それもやはり、ホテルの女性チーフが選んでくれたものだった。
剛一はそのブラの中に掌を忍ばせて乳房を撫でた。
形の良い、小ぶりの、しかし弾力のある乳房が掌を押し返すようだった。
「由香里は俺の毒物だよ」
「パパは由香里依存症なの?」
「依存症だよ」
剛一はそう言って由香里のガウンとブラを脱がせた。
弾力のある由香里の体がむき出しになった。
剛一は、由香里の首を深く抱きかかえ、由香里の髪をかき揚げ、剥き出しになった首筋に唇を這わせた。
小さな呻き声が由香里の口から洩れた。
次いで、剛一は由香里の上になり、由香里の腕を持ち上げ、頭の上で交差せて、左右の腋窩をむき出しにした。
そこへ剛一は唇を当てた。
由香里はくすぐったさと奇妙な快感で、剛一の下で身をよじった。
剛一はいやらしい犬のようにぺろぺろと白い腋窩を何度も舐めた。
腋窩の次は押し上げられて盛り上がった乳房の頂点、ピンク色の乳首を口に含んだ。
由香里は一層体をくねらせた。
乳首の後は腹へそして臍へと舐め下ろしていった。
由香里はまさに剛一の毒物だった。
剛一はこの美味な毒を何度でも味わいたかった。
早朝、砂浜の小屋の陰で精を放ったばかりだったが、剛一の蛇身は再び精を充填し始めていた。
毒物を舐めながら、剛一はその肌を味わいつくしたかった。
滑らかで、舌に抵抗するはち切れそうな肌。
ビクンビクンと痙攣的に反応する腹部。
恥丘の割れ目から覗く肉芽を口に含む。
そして、二つの太腿を大きく広げ、大小の花唇の割れ目に沿って舌を這わす。
すでに愛液が蜜口から溢れ出ている。
夏の光を受けて煌めく愛液を思いきり啜る。
由香里がさらに呻く。
ウウウウウウ
由香里が体を捻って剛一の蛇に手を伸ばしてくる。
蛇身を握った由香里が丁寧にしごき始める。
そしてゆっくりと蛇の先端を自分の花唇に導いていく。
剛一は由香里に導かれたまま蛇を蜜口に挿入する。
腰を動かしながら由香里の唇を求める。
由香里が舌を絡ませてくる。
剛一は由香里の舌を吸い込む。
剛一は、舌で口腔を攻め、蛇で蜜壺を攻めている自分の姿を思い、一層興奮を高めてゆく。
激しく腰を振りながら快楽が下腹部から競りあがってくるのを感じる。
由香里
俺の由香里
由香里
剛一はうわ言のように由香里の名を呼び
腰を振り由香里の舌を吸い
女の体の動きを自分の体で感じとり
女が答えて、上げ下げする蜜壺の襞の締め付けを蛇身で感じながら
やがてそのまま、由香里の中に白濁した液を放出した。
ウウウウウウ・・・
由香里は洩れそうな叫び声を必死で押し殺していた。
剛一の放出の時間は長く、白濁の液を蜜壺に執拗に送り込んだ。