デッキの上の操舵室で、猛がルーカスのズボンを引き下ろしていた。
そしてルーカスの反り返った蛇を握り、ゆっくりとしごき始めていた。
「あの二人、とても親密な、エロティックな雰囲気が漂ってたわ。デッキで何してるのかしら?」
キャビンの中で、由香里が剛一に跨り、暗闇の向こうのホテルの明かりを見ながら言った。
「猛は、ルーカスを誘惑しているんだ。ゲイのナンパのプロなんだ」
剛一が言った。
「さっきのプールサイドから、猛の攻略が始まっていたんだ」剛一が言った。
「そう言えば、初めて二人が握手した時、猛に見つめられてルーカスは頬を赤くしたようだったわ」
由香里が言った
「猛の目つきは、あれは挨拶ではなく、相手がゲイかどうか探りを入れる視線だったんだ」
「パパもルーカスが顔を赤らめるのに気づいたの?」
「気付いていたよ。ルーカスは自分がゲイであることが見抜かれたため、赤くなってしまったんだ。」
「焼肉ハウスでルーカスが猛の頬にキスしたわ。ルーカスはセックスのOKサインを出したのね。」
「猛もそれに、了解の意味を込めて、キスを返したんだ」
「そうなの?」
剛一は由香里の胸をはだけ、形のいいい乳房を手で包み、優しく揉み、乳首を口に含んだ。
かすかな声が由香里の喉から洩れた。
デッキの上の操舵室では、ルーカスが猛の太く硬い蛇を咥え、頭を動かしてていた。
猛はルーカスの頭をなでながら言った。
「オーケイ ルーカス。あなたの後ろを見せてくれ」
言われるままに、ルーカスは狭い操舵室で身体の位置を変え、尻をむき出して、猛に突き出した。
猛は、指でアナルのすぼまりに唾を塗りつけて、撫でた。
「オー、タケシ、お前が早く欲しい」
猛はしかし、そこで指の動きを止めた。
「ルーカス、楽しみは後にしよう。後で貴方の部屋に行く。そこでたっぷりと・・」
「分かった」ルーカスは嫌々ながら猛の提案を受け入れた。
猛の声がキャビンに聞こえた。
「寒くなって来たし、そろそろ時間だから、ビーチに戻ります」
由香里と剛一はそそくさと身繕いをした。
猛は悠然と、クルーザーの舳先をホテルのプライベートビーチへと向けた。
側ではルーカスが甘えたように、猛に身を寄せていた。
リゾートホテルの夥しい部屋のモザイク状の光が、闇の中で艶めかしく瞬いていた。