スワッピング・悦楽の四重奏

四重奏33 同じベッドの二組の夫婦。オーガズムの絶叫。r

2021/04/26

夫の裕也はクンニの後、私を四つん這いにさせた。
私の腰を持ち上げ、角度を調整し、後背位の形をとらせ、十分に濡れている花唇に熱い蛇を滑らせて来た。
顔を上げると、私の前方に、壁一面の鏡があり、鏡の中には私の快楽に歪んだ顔が映っていた。
背後の裕也の腰の動きは激しさを増していた。
裕也の蛇は、蜜壺の奥まで侵入し、暴れまわった。

横では美帆と恭介の静かな性交が続いていた。
体は動かさずに、美帆のミミズ千匹が、蜜壺の中で激しく蛇を翻弄していた。
その証拠に、美帆の瞳は潤み、恭介を深く凝視し、切ない声を上げていた。
恭介もそれに応えて、美帆の瞳を見詰め、口元は快楽に耐えて歪んでいた。
二人の性交は優雅で、美しかった。

裕也の蛇が爆発寸前に来ているのが、その動きで分かった。
私も蜜壺の奥から迸る快楽に声を上げていた。
裕也は私の背中をシーツに押し付け、腰を一層引き上げた。
私はうつ伏せて腕を伸ばし、シーツに乳房と胸を埋める形になった。

突然、裕也は蛇を引き抜いた。
次の瞬間、私の背中で蛇が暴れ、その先端から熱い液がほとばしるのが感じられた。
前方の鏡の中で、裕也は私の背中に夥しい白濁の液を吹き付けていた。
やがて彼は、私の背中に崩れ落ちて来た。
私も四つん這いの脚を崩し、腰を崩し、お腹をシーツに落とした。
二人は体を伸ばし、重なり合った。

私の背中と裕也のお腹の間で、白濁した液体が押し広げられて、背中を濡らす感触があった。
裕也が私の顔を振り向かせ、唇を重ねてきた。
夫のなじんだ唇と舌だった。

隣で、美帆が甲高い声を上げていた。

イクー
 イクー

美帆の腰が激しく上下し、蜜壺で恭介の蛇をしごいていた。
薄明りの中で、美帆の鍛え上げた、世界トップクラスの体が、妖しく激しく悶えていた。
女の私から見ても、抱きつきたくなる体だった。
やがて恭介の美しい唇が強く結ばれ、歯を食いしばるようにして

出すよーー

と言って、腰を激しく蠕動させた。
美帆は、腕を恭介の首に巻き付けて彼の唇を求め、二つの脚は、恭介を捕獲するように、背中に絡みついていた。
美帆のセックスへの貪欲さが体を発光させているかの様だった。見事な体が、寝室の薄明りの中に浮かび上がり、身をよじっていた。
やがて恭介は、美帆の中で噴出したようだった。

キャー

と、ひときわ高い美帆の声が上がった。
次の瞬間、二人は突然声を失い、恭介は美帆の上に崩れ落ち、美帆はその体を愛おし気に強く抱きしめていた。

やがて、私と裕也が鎮まり、恭介と美帆も鎮った。
枕もとのティッシュで、裕也が私の背中の白濁した液をふき取ってくれた。

隣では、美帆の、蛇が抜かれた花唇から、とろりとろりと白濁の液が流れ出し、シーツを濡らしていた。
恭介が、シーツの縫い目のような部分にある、小さな紐を引っ張ると、美帆の下の、シーツの一部がはぎ取られ、下の新しいシーツが現れた。
私は、鎮まってゆく快楽の中で、このマンションの細部への配慮に感心していた。

私たち二組の夫婦は仰向けになって体を伸ばした。
大きなベッドの上で、私たちは互いの姿を存分に晒した。

裕也は無骨な顔つきで優しく私たちをを見下ろしていた。体は、少し太り気味だが、不健康ではなく、がっしりしていた。
左手は腕枕にして、私の頭を載せていた。右手はさりげなそのく、私の乳房を被ていた。
真ん中の茂みの中で、蛇が眠っていた。
私は右手で、その眠る蛇を優しくなでていた。
左手は、横に伸ばして、美帆と手を繋いでいた。

手を繋いだ美帆を、反対側から恭介が抱いていた。
恭介はモデルにしてもいいくらいの美男子で、その艶めかしい目は限りない誘惑に満ちていた。
恭介の腕の中で、美帆は幸せそうな表情で、天井の鏡の中ら、私たちを見下ろしていた。
美帆の顔は、凛とした美しさがあり、フランス、アメリカ、イタリア、どこの国のファッションショーに出ても、いつも圧倒的な存在感を放っていた。

私たちは仲のいい二組の夫婦というより、親密で濃密、そして密やかな家族になったような気がした。
今まで味わったことのない快楽の余韻が全身を包んでいた。
四十五度の焼酎のアルコールは、薄めたとはいえ、体の中深く巡っていた。
性の快楽とアルコールが溶け合って、私を眠りに引き摺り込んだ。