スワッピング・悦楽の四重奏

四重奏02 朝。口内射精されて、ごっくん。

2021/04/26

恭介は寝返りを打ち、私に抱き付き、恐らく無意識に私の恥丘に手を伸ばし、私の谷間に指を這わせた。
私という存在は全く無いものに等しいようだった。そう、彼は無意識に、あるいは夢の中でうごめいていた。

ぞろぞろと彼の体が動き出した。ぬるぬるとかれの指が這いずり始めた。指は、私の密かな花唇を開き、撫で、這い上り、腹を撫で、臍を撫で、やがて乳房の下の膨らみを撫で、乳首を撫でた。

私は、彼の指が要所要所を過ぎるたびに声を出していた。大声が恥ずかしく、彼に抱きつき、彼の唇や、首筋、あるいは胸板に唇を押し付けて、声を殺した。それでも声は漏れ出て、部屋中に響いていたという。

彼はやがて、はっきりと目覚めて私を犯しにかかった。
私を仰向けにして、脚を広げさせ、M字に折り曲げ、私の蜜口を剥き出しにした。そこに唇を寄せ、彼の舌と指が私の蜜壺をいたぶり、強烈な快感が、私の中から溢れ出した。
彼は冷静に、私のたうつのを観察していたと思う。
私の乳房、乳首、臍、そして、彼との結合部。彼の蛇が深く挿入される私の蜜壺。かれは全てを観察していた筈だ。

私は彼がなすままに、漏れてくる朝日の中を彷徨っていた。脳裡は真っ白だった。快楽の光だけが満ちていた。
「由希さん、すごい。きれいだ」
そう言いながら、彼は一度、蜜壺から蛇身を抜いた。抜いた後の開いた蜜口に、彼はゆっくりと、しかし、深く舌を突き入れ、音を立てて溢れる愛液を吸い込んだ。愛液と共に、私の蜜壺の襞の一部が彼に吸込まれそうな感じがした。私は再び、その快楽に絶叫した。

私は、彼の激しい快楽の波にさらわれた。
オーガズムの嵐は、さざ波と津波の繰り返しとなって私を襲い、私を拉致し、私を溺死させ、引いていき消えていった。静かになったかと思うと、再びさざ波が押し寄せ、次いで津波が襲い、私は再び、津波の暴力の中に拉致された。

何度目のオーガスムの時だろうか。
彼の腰の動きが速くなり、私は必死で彼の動きを蜜壺と腰で受け止め、彼の激しくなるリズムに全身で応えた。彼はやがて射精を迎える予感に痙攣し、腰をさらに激しく蠕動させ、ある瞬間、私から悶える蛇を引き抜き、それを私の唇に押し当て、唇をこじ開け、私の喉奥深く挿入してきた。

やがて蛇の先端が私の喉奥で爆発し、激しく熱い液体を噴射し、私の喉の奥、体の奥へと注ぎ込んだ。私は機械的な動作で、送り込まれる熱い液体を喉で受け止め、飲み込んだ。
飲み込んだ後、私が喘いでいると、ぞっとするほどの美しい眼で覗き込んで言った。

「ザーメンを飲んでくれて嬉しい、感激、凄い、最高、素晴らしい」