パパが是非というから着てみた。
紐と小さな布切れだけで作られたマイクロビキニ。
通販で、幾つかの種類を頼んだみたい。
「パパ、いよいよエロじじいになってきたわね」
そう言うと
「エヘヘヘ」
と厭らしく、子供のように笑った。
マイクロビキニを着てみると、自分がますますエロくなった気がする。
裸以上に裸になった感じ。
その上にリゾートガウンを羽織って、早朝の浜辺を散歩。
リゾートガウンだって半分透けてる。
ホテルのロビーを横切る時、恥ずかしくて下を向いて歩いた。
横のパパは知的な紳士に見える。
南シナ海の海の輝きと
潮の響きが素敵だった。
人がいない浜辺の外れでパパが言った。
「ガウンを脱いで。見せて」
ガウンを脱いだ。
潮風が全身を撫でた。
そしてパパが私を抱き寄せた。
「触ってごらん」
そう言って、パパの水着の下の股間に、私の掌を導いた。
蛇が暴れようとしていた。