今まで、イッタと思うことはよく有った。
正輝とした時。
パパとした時。
でも、これがイクってことなの?
これが膣イキなの?
これが中イキなの?
と、身体全体、心全体で体感出来たのは
パパと、沖縄の浜辺で青姦した時だった。
八月、陽が昇る前の、ホテルのプライベートビーチ。
東シナ海の海はまだ眠っていて
潮風が優しく吹いていて
砂浜が黄金色に輝き始めていた。
パパが望んだので
私は裸
その上に、リゾートのビーチガウンを羽織っただけで
砂浜を散歩した。
そよ風が気持ちよかった。
パパが私の腰に手を回した。
パパの腰と私の腰が触れ合った。
パパの体温が熱く伝わってきた。
歩きながらパパが私の頭を抱き寄せ
唇を求め
軽くキスしてきた。
空は高く、プラチナ色に輝き
もうすぐの日の出を予感させた。
やがて小さな小屋が現れた。
小屋の陰に入ると、前方の海だけが見渡され
小屋の背後にはリゾートホテルが聳えていて
ホテルからの視線を小屋が防いでいた。
私は小屋の戸板に持たれて
パパは私の右脚を高く抱きかかえ
ガウンの下の花唇を剥きだしにして
下から
蛇身を入れてきた。
私はパパに抱き付き
パパの唇を求め
パパの舌と唾液を吸い
目がくらんできた。
やがてパパは私を横たえ、私に被さって来て、私の脚を大きく開かせ
私の中に熱い蛇身を入れてきた。
パパの動きは激しく
私も激しく応えた。
パパの腰は巧妙に動いて奥を突き
快感のありかを知っているのか、そこを探り当て
そこを集中的に突き
私は絶叫し、朦朧となった。
勝手に身体が動き
腰が動き
腹部が痙攣し
過呼吸になり
頭が真っ白になり
声が喉から溢れ
腰が間欠的に上下し
太腿がブルブル震え
蜜壺がのたうつような
蜜壺が叫ぶような
蜜壺が放心するような
蛇身を飲み込むような
勝手に蜜壺が激しく深くのたうつのが感じられた。
体が発熱し
目がくらみ
意味不明の言葉が溢れて
そして意識が遠のいた。
膣イキか・・・
パパが呟くのが聴こえた。
それが初めての膣イキ体験だった。
パパは私の膣イキのさせ方を知っている。
だからパパとする時はいつも膣でイク。
膣イキって、愛する事とは別のような気がする。
だから
膣イキは怖い。