リゾートホテルのベランダには大きな蘇鉄が植わっていて、その陰はそよ風が吹いていて気持ちがいい。
私とパパは木陰のソファーに並んで座って、水平線を見ている。
沖縄の空はいつまで眺めていても飽きが来ない。
二人ともホテルのガウンを着ていて、その下は裸。
パパが私の肩に手を回し、抱き寄せ、唇を吸う。
そして、唇を離して、私を見詰めて言った。
由香里。手でしてくれる?
いいよ。
私は答えて、右手でパパの蛇を求めた。
ガウンの下で蛇身を握った。
掌の中で蛇身がのたうち、硬くなった。
私は蛇身を上下に優しく静かに擦った。
蛇身は掌の中で急速に膨らみ、勃起してきた。
私は手を動かしながらパパの唇を吸い、舌を差しいれた。
パパは私の舌を絡め捕り、私の唾液をすすった。
フェラしてあげようか?
私が言った。
いや、手でイカせてほしい。
パパが言った。
私は手の動きを速めた。
蛇の頭が膨れ上がり、のたうち、鈴口から我慢汁が流れ出していた。
パパの手が私の乳房を揉んだ。
そしてパパは私の乳首を口に含み、舌で転がした。
私はさらに手の動きを速めた。
我慢汁が蛇身全体を濡らし、手は滑めらかな蛇身の皮の上を度も上下した。
やがて
ウーーン
と唸って、パパがザーメンを放出した。
白濁したザーメンは私のお腹に飛び散り、脇腹を滑ってガウンを汚した。
掌の中で、ザーメンにまみれた蛇身の胴体が何度もドクンドクンと脈動した。
脈動するたびににザーメンが噴出した。
やがて脈動が終わると、パパが切なげに私の名を呼んだ。
由香里 由香里・・・
私は、思わず、反射的に蛇の頭を口に含んだ。
パパも反射的にぐっと蛇身を押し込んできた。
蛇の頭から最後のザーメンが流れ込んできた。
熱く、少し苦みがあり、生臭かった。
パパだけがイッてずるいと思った。