足の指は、いつもは見過ごされているため、そこを舐めると女は結構興奮する。
女にとって、足の爪はマニュキュアを塗ったりして、おしゃれして見せる対象だ。
しかし、指の股や付け根などは、汚く、恥ずかしい場所でもある。
そこを広げられ、指先を口に含まれ、しゃぶられると、恥ずかしがって足をよじって引こうとする。
それを捉えて、指先をしゃぶりながら、指の付け根を舐めてあげると、くすぐったいような、恥ずかしいような、それでいて未知の感触にやがて声を上げ始める。
それがとても愛おしい。
親指から始めて小指まで、一本一本舐めて丁寧にしゃぶってゆく。
ベッドの上で、女を仰向けにして、膝を立て、足首を上に向けさせ、自から足の指を開かせるように促し、そこへ舌を這わせていく。
男からは、開いた脚の付けの花唇とまだ閉じている割れ目がもろに見える。
女は、恥ずかしさで、足首と脚と太腿を閉じようとする。
それを優しく、しかし、力を込めて阻止する。
そんなやり取りを十分程度続けて、花唇をそっと割ると、しとど愛液に濡れている蜜口が現れる。
足の指の間、汚くて恥ずかしい部分を、丁寧に舐められることで、こよなく愛されているという満足感と喜びが、愛液となって溢れているのだ。
それは、挿入をせがむ愛液でもある。
舐める方の男にしても、女の隅々まで愛し、所有しているという満足感と喜びに満たされる。
蛇身はすでに怒張し、硬くなり、花唇を求め始めているが、男はここで我慢すべきだ。
我慢すればするほど、女も男も一層の高まりを覚えるはずだ。
<創作メモ>