愛人もどき。危険な女二人。

愛人もどき16.レズプレイ。女は痙攣の後にオーガズムを。そして至福の時間が。

蘭と凜は、互いに互いの蜜口に指を入れ、蜜壺の中を互いに刺激し合った。
カメラがその光景を執拗に追い回した。
凜と蘭の喘ぎ声が一層高まって行った。
蘭は、もう一方の手の人差し指を凜のアナルの口をつついた。
凜のアナルが条件反射的にキュッと口をすぼめた。
指はゆっくりとすぼまりに押し入って行った。
蘭の唾液で濡れそぼってる凜のすぼまりは、ぬるりぬるりと指の侵入を滑らかに受け入れて行った。
蘭は一度指を抜くと、今度は指二本をすぼまりに差し入れた。

アア

凜の声が大きくなった。
痛みなのか、快感なのか、それとも両方入り混じっているのか、切ない声だった。
今度は凜が、やはりもう一方の手の指を蘭のすぼまりに入れた。
やがて二本指にして、すぼまりの中を愛撫した。
蘭の声も上ずって、強く切なく泣くようだった。

「こいつら、楽しんでやってるんやで。大したもんや。いや、凄い光景や。たまらんで。」
俺の隣のブルドッグが何かぶつぶつ呟いていた。
二人の濃厚というか、激しいというか、大胆と言うか、レズプレイを見ていて、俺の蛇身が身もだえし始めていた。

蘭はやがて凜の恥丘に右手の指を這わせて行き、親指を蜜口に、人差し指と中指をアナルのすぼまりに挿入した。

蘭は凜を、蜜壺とすぼまりの同時挿入で愛撫し始めた。
ウウウウウウ
凜の声が一層激しくなった。
凜は声を上げながら、自分も同じように、蘭のすぼまりと蜜口を同時に指で攻め始めた。
ウウウウウ
蘭も切ない声を上げ始めた。
女二人が、互いに、相手のすぼまりと蜜口の同時愛撫を行い始めたのだ。

スタジオの中は異様な熱気が満ちてきていた。
空調は利かしているが、強烈な撮影用の二本のライトと、俺と社長とスタッフと、そして蘭と凜の体から発するエロティックな熱とで、スタジオの中はむせ返る様だった。

二人はやがて体を起こし、向かい合って、激しく接吻した。
一度顔を離して、蘭が甘い声で言った。
「凜ちゃん好きよ。凜がいい!!」
「私も。蘭が好き」
そう言って二人は再び互いの唇を吸い合った。
手は、互いの乳房を撫で合い乳首をつまみ合っていた。
蘭が凜の太腿を開かせた。
蘭も太腿を開き、自分の花唇を凜の花唇に重ね始めた。
いわゆる貝合わせの型である。

二人は互いに上向きになり、両手を後ろに突き、相手を自分の太腿を交差させる格好になった。
そして腰をゆっくり動かして、自分の花唇の割れ目で、相手の割れ目を擦り始めた。
腰を動かすたびに、互いの肉芽が触れ合い、びくつき、ライトに艶めかしく照らされた。

蘭の動きが激しくなってきた。
それに連れて凜の動きも早くなった。
二人の蜜口が互いを激しく求めあった。
蘭の呼吸が早くなった。

ハッ ハッ ハッ 
凜の呼吸も早くなった。

イクー 凜ちゃん イクー
蘭が叫び始めた。

イクー 私も イクー
凜もそれに応えた。

二人は呼応しながら一層激しく身体の動きを速めた。
アアアアアア
蘭が叫びに近い声を上げた。
一瞬、蘭の動きが止まった。
それに続いて、凜も動きを止めた。
アアアアア
と言って、気を失ったように蘭が体を後に投げ出した。

激しく動いていた太腿と花唇が鎮まった。
凜が起き上がり、同じように身体から力を抜いて、蘭の上に被さった。
蘭は白目を剥いて別の世界を彷徨っていた。
二人は至福の中で、涅槃時のように、安らぐようにたゆった。

「おいおい逝っちゃったんか。」
ブルドッグが言った。
ズボンの中で、俺の蛇身から我慢汁が流れているのが分かった。

-愛人もどき。危険な女二人。