スワッピング・悦楽の四重奏

四重奏31 これがミミズ千匹の感触? 指に襞が絡みつくr

2021/04/26

私の興奮が少し止んだころ、美帆が私の手を取り、自分の花唇に導いた。
「指を入れて」

そう言いながら、美帆は腰を動かし、蜜壺の位置と角度を調整し、私の指を求めた。
やがて美帆がグイと腰を押し付けた来た。
すると蜜壺が、まさに指を咥え込むようにして、指を飲み込んだ。
美帆の腰の動きは緩やかだった。
しかし、蜜壺の中の肉のひだは騒いでいた。

美帆は私を静かにじーっと見詰めながら、腰をほとんど動かさず、蜜壺のだけを動かしていた。
不思議な、そして、恐ろしいほどの、美帆の快楽への欲求が感じられた。

美帆と夫の裕也は、先ほどベランダで後背位で交わっていが、あの腰と体の静かで緩慢な動きは、この不思議な肉襞のせいだったのかと、悟った。

私を見詰める眼は、深く、暗く、しかし、荒れ騒ぐ淵のようで、私に何かを語りかけていた。
私は思わず、美帆の唇に私の唇を当てがった。

美帆は私の舌を吸いながら、ギューッと私を抱きしめた。
すると、彼女の蜜壺もギューッと締まり、中に愛液が満ち、それは私の指を伝って、外へ溢れて来た。
私を抱きしめながら、私の乳首を吸い、なおも私の指を締め付けた。

唇を離し、美帆が言った。
「私の中って、どんな感じ?」
「信じられない、私の指を食べている!」
「ミミズ千匹って言うんだって」
そう言って、再び私の指を今度は、先から付け根へ、付け根から先へと、肉の襞だけがうごめいた。

「一緒にイキたい」
そう言って、美帆が体をくねらし、体位を変え、私の上に被さり、私の股間に顔を埋め、彼女の花唇を私の鼻先に当てがった。
シックスナインの形だった。

私は素直にそれに従い、鼻先の彼女の花唇に舌を這わせ、花唇を割り、蜜口を舐めた。
そこは愛液で溢れていた。
私はその愛液を啜った。
すると蜜口が渇望するように、私の舌を咥え込んで蠕動した。
私はそれに応えて、更に愛液を啜った。
自分がこれ程まで大胆になれるとは思ていなかった。
彼女は嬉しそうに

クッ クッ クッ

と、声を上げ、蜜口はさらに切なく私の舌を求めた。

彼女の舌も、私の蜜口を舐めて突いていた。
そして、私の花唇の端の肉芽を唇に含め、舌で弄んだ。
その先端から快楽の電流が、私の全身を駆け抜けた。
快楽の中で、私も同じように、彼女の肉芽を口に含んだ。
美帆の体がのけぞった。

美帆の愛液が私の顔を濡らした。
私の愛液も美帆の顔を濡らした。
互いに互いを、激しくい求めあった。

これがレズなの?
これがレズビアンのセックスなの?

私は、初めて体験する快楽の中で、そう思った。
私たちは、互いの蜜口を求め合い、愛液を啜り合い、肉芽舐め合い、溶け合って言った。
やがて、美帆の体がビクつき始めた。
彼女のお腹が私のお腹の上で痙攣し始めた。
私の体もそれに共鳴するようにのたうち始めた。

私たちはいつの間にか、シックスナインの形を解き、正面から抱き合って、互いの唇を合わせ、互いの乳房と乳首を合わせ、腰を合わせ、恥丘を合わせ、肉芽を合わせて、溶け合おうとしていた。

ユキ・・・
ミホ・・・

私たちは互いの名を呼びながら、一緒に、柔らかで激しいオーガズムを登りつめた。