愛人もどき。危険な女二人。

愛人もどき17.3P開始。女二人が舌と指で俺の快楽を高めていく。r

2021/04/26

二人は至福の中で、涅槃時のように安らぐようにたゆった。
静かな時間が流れた。
俺もブルドッグも、そしてカメラや照明のスタッフもその静けさに圧倒されて、息をのんで鎮まっていた。
暫くして蘭が悠然と体を起こした。
そして、俺を認めると手で、おいでおいでの合図を送って来た。

最初の約束通り、3Pを始めようという事か?
俺が戸惑っていると
「さ、出番でっせ」
とブルドッグが声をかけた。
すると、アシスタントのロングテールの彩夏が俺の手を引いて、スタジオの真ん中へと導いた。
ベッドの上では今は鎮まっている、裸の蘭と凜が待ち受けていた。

「さ、松岡さん、来て」
そう言って蘭が俺に手を差し伸べた。
俺が誘われるままに手を差し出すと蘭が手を握って自分に引き寄せた。
「松岡さん好きよ」
そう言って蘭が俺の唇を求めた。
蘭の唇を吸うと、いきなりカメラが寄って来て、俺の顔に肉薄してきた。
俺は思わず
「邪魔だ」
と叫び、手で追い払った。
スタジオの隅でブルドッグが声を殺して笑うのが聞こえた。
「カメラなんか気にしなくていいのよ」
蘭が優しく言って、その情熱的な唇を再び俺に寄せてきた。
俺は処女のように目を閉じ、唇を任せた。
蘭は俺の頬を両手で挟み、彼女の舌を俺の舌を絡めてきた。
そして俺の舌を優しく吸い込みながら蘭は俺の唾液を啜った。
俺はさっきのカメラマンや照明係りのスタッフ、ロングテールの若い女性、そしてブルドッグの視線を感じていた。

先ほどのたうち始めていた蛇は今はだらしなく弛緩し萎れていた。
凜が優しく俺のパンツを脱がし始めた。
パンツから引き出された蛇は情けなかった。
その情けない蛇身を凜が優しく手で包み愛撫を始めた。
それでも俺の蛇身は元気にならなかった。
「じゃ、こうしてあげようか」
凜は蛇の頭を咥え、ゆっくりと上下しながら、一方の手で裏筋と根本の袋を優しく撫で上げた。
凜の濡れた舌は冷たく、口の中はぬるぬると気持ちよかった。
さすり上がられる根本の袋から、ざわめくような快感が湧き上がってきた。
俺の顔から唇を離した蘭は、俺を仰向けに横たえ、首筋から胸元、腹へと舌を這わせた。
上からは蘭に攻められ、下からは凜に攻められる格好になった。

「ほら、元気になって来たわよ」
凜が蛇身を手でしごきながら言った。
俺の蛇身は凜の手の中で逞しくなり、やがて身を捩らせ始めた。
「私にもちょうだい」
蘭がそう言って、凜の掌の中で太くなって来た蛇の頭に舌を絡ませてきた。
俺は、なるようになれという心境に達し、周囲のスタッフや強烈なライトが無視できるようになって来た。
俺は無意識に女二人の体を求めて手を彷徨わせていた。

左手が蘭の股間の恥丘を探り当てた。
俺は恥毛を掻き分け、花唇を開き、蜜口に指を入れた。
愛液で濡れそぼった蜜口は、わななくように俺の指を咥えこんだ。

右手は凜の乳房を探り当てていた。
凜の小さめの乳房は俺の手の中にすっぽりとお収まり、すべてを俺にゆだねている様だった。
俺は指先で、硬くなった乳首を摘まんで愛撫した。

俺は、蘭のふくよかな体、凜の弾けるような体、そして彼女たちの指と息遣いと舌使いに酔いしれながら、恍惚とした世界に彷徨いだしていた。