那覇空港に着いたのは午後三時過ぎだった。
沖縄特有のねっとりした空気が感じられた。
空港の到着ロビーの出口で、剛一パパが手を振っていた。
白と青を上品に組み合わせた、アロハシャツに似ている、かりゆしウエアと半ズボン姿だった。
「嬉しいよ由香里、よく来てくれた」
そう言って、剛一は由香里の腰に手を回した。
東京から遠く離れているせいか、剛一は周囲を憚らず、由香里を強く引き寄せた。
由香里も大胆に身を任せた。
空港の玄関から出てしばらく待つとランドクルーザーが二人の前に止まった。
三十代と思われる、端正な顔立ちで、どことなく謎めいた瞳の男が運転席からおりて来て、後部のドアを開けた。
先に由香里が乗り込み、剛一が続いた。
車の中は適度にクーラーが効き快適だった。
「じゃホテルに向かいます」
男はそう言ってアクセルを踏み込んだ。
ホテルに着いたのは午後四時を回っていた。
沖縄の日は未だ高く、燦燦と強い光を放っていた。
部屋は豪華なリゾートタイプで、ベランダから広々とした南国の海が見渡せた。
ダブルベッドが二つ連なって広々と二人を迎えた。
部屋に入ると剛一は由香里を抱き寄せ、そのままベッドに倒れ込んだ。
剛一は由香里の唇を求めながら、スカートの中に手を入れてきた。
由香里もそれに応じた。
手の動きに合わせて、由香里は脚を開いた。
剛一の指が、パンティーの中をまさぐりながら、花唇を開き、やがて蜜口の中に入り込んで来るのが分かった。
由香里は、剛一の喘ぎに自分が高まって行き、蜜壺が愛液に濡れるのを感じた。
由香里は蜜壺を締めてみた。
「オオ、由香里が締まってくる」
「フフフ、どお?」
「締めるコツをつかんだのかい?」
「少しだけね}
剛一は指をさらに蜜壺の奥に入れて来るのだった。
由香里は自然に、剛一の指を、蜜壺でに咥えようとして、腰を動かした。
剛一は由香里の手を、自分のズボンの下の喘ぎだした蛇に導いた。
二人の呼吸が調和して、互いに服を急いで脱ぎ払った。
由香里の蜜壺はしとど濡れ、剛一の蛇は硬く太く反り返った。
由香里は蛇を咥え、頭を動かして、口でしごいた。
剛一は花唇に舌先を出し入れし、溢れて来る愛液を音を立ててすすった。
シックスナインの体位で互いを求めあった。
剛一は体を捻って立ち上がり、由香里に蛇を突き刺したまま、その躰を持ち上げ、ベランダまで移動した。
ベランダにはねっとりした南国の風と潮騒が満ちていた。
剛一は由香里の左脚を持ち上げ、立位で、下から由香里を犯した。
由香里が頭をのけぞらした。
由香里は目を閉じて、自分の顔に降り注ぐ太陽の光と潮騒に、そして剛一の激しい突き上げに身を任せた。
剛一は次いで、由香里に後背位の姿勢を取らせ、ベランダの手すりに手をかけさせて、腰を激しく前後させた。
「由香里、好きだよ!!」
と叫ぶように言って、剛一は激しく射精した。
由香里は潮騒を聴きながら剛一の精液の迸りを感じていた