「もっと固くしてあげるね」
凜が言った。
それが合図かのように、蘭が俺の脚をＭ字形に大きく開かせた。
今までやったことのない痴態だった。
俺の蛇身と根本の袋、そして袋からアナルまでの会陰、そしてアナルのすぼまりがむき出しになった。
俺は、俺の脚を後ろから抱えている、蘭の腹に顔を埋めて呻いた。
「や、止めてくれ、恥ずかしい・・・」
すると凜の唇が俺の唇を防いだ。
蘭が俺の頭上で言った。
「心配ないのよ」
まるで少女ををあやすかのようだった。
いや、俺はうぶな処女として扱われている感じだった。
いわゆるちんぐり返しという格好なのだろう。
生まれて初めて体験する屈辱的で恥ずかしい格好だ。まさに女二人に凌辱されている感じだった。
凜は唇を離すと、俺の裏返ったような、剥き出しになった蛇の袋おを優しく舐め始めた。
凜の舌が、袋から会陰をなぞり、すぼまりへと下って行った。
アッ アッ アッ アッ
俺は凜の舌の動きにあえぐような声を上げていた。
凜はそんな俺のすぼまりに唾液を大量に流し込み始めた。冷たくヌルヌルした唾液ですぼまりがヒクヒク呻きき始めた。
俺は今まで、アナルセックスをしたことがなかった。そのアナルが犯される予感がした。
凜は舌先を俺のすぼまりに突っ込んできた。滑らかな厭らしい生き物が俺の一番の秘所へ侵入して来た。
「止めてくれ」
俺は必死で、蘭の腕から足を引き抜こうとした。しかし、蘭の腕力は強かった。想像以上だった。びくともしなかった。それがだめなら、と、俺は腰を左右に振って凜の舌から逃がれようと試みた。凜の力も強かった。
凜は上から俺の腰と臀部を抑え込んでいるが、その力も想像以上だった。
「本当に大丈夫よ。じっとしてなさい。とっても気持ちよくなるんだから」
再び蘭が優しく諭すように言った。
すると凜が、すぼまりに指を入れて来た。痛みはなかった。
凜の大量の唾液で指はヌルヌルと滑らかに俺の中へ侵入してくるのだった。恥ずかしさと混じって奇妙な快感が腰全体から沸き上がって来るようだった。