早春賦。脳内深部に刻まれている郷愁

早春賦。。。
ココロの何処かに残っている曲です。
駅から帰る途中、夕暮れ時、ふと口に出てきました。
街の空は分厚い雲に覆われてまだまだ冬景色。
遠い郷愁と共に突然、口の中でこの曲が流れ出して来たのです。
幼いころは詞の内容ははっきりは理解できず、ただ曲をなぞって口ずさんでいただけ。
そして、何となく「時にあらずと声も立てず」と言うフレーズに不思議を感じていた。
ネットでその詞を確認してみました。

春は名のみの風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと声も立てず
時にあらずと声も立てず

この歌は大正2(1913)年に
作詞家吉丸一昌が長野県安曇野で作ったという。
因みに早春とは2月の立春過ぎから3月中旬あたりを指します。

名曲は脳内奥深く棲みついているんですね。