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私は十号 122.巨大雲が襲って来た
2024/8/8
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私は十号 13.至福の四重奏
2024/9/5
バーベキューの火は今のスコールで無残にかき消され、残った木炭の屑や料理の破片が撒き散らされている。 パパがしがみ着いている十号を見詰める。 横殴りの豪雨のせいで、髪がずぶ濡れて、雨の雫を滴らせている。 ...
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私は十号 12.至福の浜辺で
2024/9/5
正午。 海と空は光の下で白熱した。日はその下にある世界を隅々まで照らし出すようだった。 H島が群青の海に姿を見せ、ずんずんと大きく迫ってきた。 デッキで愛を交わしてから二時間ほど経っている。 振り向く ...
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私は十号 11.潮風の中でのアクメ
2024/9/5
武史が唇を付けたまま翠に被さってきた。 間近で見る武史の顔は海で鍛えられたのか甘さが無い。武骨ともいえる、厳しいアスリートの顔だ。 しかし、端正だ。気品さえ感じられる。今、その瞳は野獣の光で濡れている ...
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私は十号 10.デッキの上で
2024/9/5
軽く喉を潤した後、武史はコクピットに向かい船のエンジンをかけた。希望号はエンジン走行でRマリーナを出港して相模湾を南西へ舵を切った。 目指すのは静岡県のH島だと武史が説明した。 小さな島で、磯釣りやダ ...