スワッピング・悦楽の四重奏

四重奏07 浴室で、男の前でおしっこする私

恭介の舌に肉芽を舐められ、急に強い刺激を受けたためだろうか?
いきなり尿意が襲って来た。
「ね、トイレはそこなの?」
私は浴室の左側の鏡の壁の中に、ドアノブが付いているのを見つけた。
「そうだよ、どうして?」
「お湯につかったせいかしら、急におしっこしたくなっちゃった」
「おしっこ?」
「そう」
すると恭介は、一層艶めかしく厭らしい微笑みを浮かべて行った。
「トイレなんて要らない、床でしたら?」
「床で?」
「いやよ、見えちゃうわ」
「由希さん、まだ分かってないね?」
「何が?」
「この部屋は、性を解放するため部屋なんだよ。」

私は恭介の言うことを脳裏で反芻した。
性を解放するための部屋。
まさにそうだと思った。

天井と壁の鏡。
空間に突出したガラスに囲われたベランダ。
寝室と浴室と、居間を隔てる透明なガラスの壁。
そして、裸身を視姦するためのガラス張りの浴室と浴槽。
私は、自分の体の隅々をすでに見られ、観察され、視姦されている。
これらは全て、性を解放するためのモノだったとのだと悟った。

「分かったわ。床でしてみる」

私は浴槽から出て、そのまま床に腰を落とした。
鏡の前で、私はM字型に脚を開き、腰を落とし、花唇と肉芽を剥き出しにした。
恥ずかしさのために、初めは、体が放尿を拒否していた。しかし、やがて、我慢の限界が来て、体の奥底、腰の奥にざわめきが起こり、ついに熱い液体が私の股間から噴き出すのが分かった。
一度噴き出すと、もう自制はできなかった。
奥底にたまっていた液体が次から次へと股間から噴き出て行った。

いつの間にか恭介が私の後ろに立っていて、鏡の中の、放尿して濡れそぼる私の花唇を見詰めていた。
「見ないで」
そういう私の声は小さかった。
私は懸命に液体を絞り出し、早く、この厭らしい姿勢から逃れたかった。
私は、鏡の中の開いた私の花唇に向かって、熱い液体を放ち続けた。

放尿が終わると、恭介は私を後ろから抱き締め、さりげなく私を四つん這いにした。
後ろかの挿入? そう思ったが、違った。

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