スワッピング・悦楽の四重奏

四重奏06 ガラスの浴室で乳首を吸われr

2021/04/26

「お風呂に入ろうか?」
恭介が立ち上がり、手を差し伸べた。私は自然にその手を握って立ち上がった。快適なベランダだった。ガラスの向こうの都会の空に静かに雨が降っていた。ベランダのガラスの壁に水滴が幾筋も流れていた。

浴室もまた全面透明ガラス張りで、東面と南面はベランダに面していて、それぞれに入り口のドアがあった。
恭介は南側のドアから私を中に導いた。豪華で、広い浴室だった。
浴室の中からは、天井は透明で雨の降る空が間近に見えた。ベランダと寝室、さらにその奥の居間がガラス越しに見えた。

突き当りの壁は大鏡となっていた。
壁の隅に備えられたリモコンを手にして、恭介が操作すると、天井を大きな鏡が覆った。次いで右の壁に大鏡が両側から現れて閉じた。左側の一部も鏡張りとなっていた。
そのかべの半分は透明なガラスで、その奥に、さっきまでいた広いベッドと乱れたシーツが見えた。

浴室の中央に、優雅な流線型で縁取られたガラスの浴槽があり、浴槽の中にはすでにお湯が満たされていた。
「中に入ってごらん」
恭介に言われるままに、小さな踏み台に足をかけ、片足を大きく上げて、縁をまたいで浴槽の中に入った。片足を上げた時、奥と右側と左側の大きな鏡に私の花唇の割れ目が映った。恭介もそれを見たのだろう、にやにやと美しく厭らしい微笑みを浮かべた。

私が入ると、恭介も続いて浴槽に入って来た。
入るとき、やはり、片足を上げて、浴槽の縁を跨いだのだが、その時、彼の貪欲な蛇と付け根の袋が鏡に映って凄く厭らしかった。

浴槽の中で私を正面から抱き寄せ、膝の上に載せた。私の花唇のあたりで先ほどの蛇が鎮まっているのが感じられた。
私は彼の首に手を回し、じっとその眼を見詰めた。
昨夜から今朝にかけてのやり取りで、深く親密な感情が生まれていた。

恭介は私の乳首に唇を寄せてきた。
そして、浴槽の中に半分顔をつけて、乳首を吸った。
私は思わず彼の首を強く引き寄せた。彼が一層強く乳首を吸うのが感じられた。

私は、この厭らしいマンションに心と体を解放されていたのだろうか?
自分が、どんどん大胆になっていくのが分かった。
私は彼の膝から立ち上がり、彼の鼻先に私の恥丘を押し当てた。恥丘を彼の鼻先に上下させ、花唇を開き、彼の舌を蜜壺の口に導いた。彼は熱い舌を蜜口に出し入れし、やがて花唇を割って上下に舌を滑らせ、ついには花唇の上端の敏感な先端を舐め始めた。

私は花唇の先端の快楽に喘ぎ天井を見上げた。
天井の鏡の中で逆さまになった浴槽が映っていて、今にも、浴槽の湯が一気に落下してくる様に感じられた。
逆さまの浴槽の中で、逆さまの私が、不安そうな顔で悦楽に浸りながら、私を見詰めていた。
そして、私の股間の恥丘の奥の肉芽を舐めている、恭介の後頭部がうごいていて、背中の筋肉がエロティックに波打っていた。