愛人契約

愛人契約67.女は男二人にザーメンを放出され、公園に捨てられる

2022/07/23

止めてー
止めてー

由香里は必死で叫んだ。
しかし、その声は、閉じた車の中に響くだけだった。

熊谷は掌で再び由香里の口を塞いだ。
叫びは口の中でくぐもるだけだった。

熊谷の腰の動きが一層激しくなってきた。
由香里の脚を挟みつけている熊谷の腕に力がこもってきた。

出すぞー
出すぞー

そう言って、熊谷の腰が思い切り由香里にたたきつけられ、次の瞬間、蜜壺の奥、奥の宮の入口に向かってザーメンが激しく吹き出された。

ビクン ビクン

と蛇がのたうった。

グググー

由香里が大きく呻いた。
熊谷が掌を外すと

キャーアー

と凄まじい声を上げた。
それは叫びであり、鳴き声であり、憤りの声だった。

「うるさい!!」
そう言って、熊谷は、由香里の顔を拳でしたたかに殴った。
由香里は再び、意識が遠のくのを感じた。

「おい、お前もやってみろ」
熊谷がボーイに言った。
「前、こいつとやってみたい、なんて言ってたとよな」
「ハ、ハイ」

ボーイは運転席から体を捻りながら後座席に移って来た。
熊谷は、ボーイからスマホを受け取り、今度は自分が由香里のレイプ場面を撮り始めた。

ボーイは自分のズボンと下着をずらした。
既に蛇身は怒張していた。
眼を閉じている由香里の頭を抱えると、蛇の頭で由香里の唇をこじ開けた。

由香里の口は機械的に開けられ、そこへボーイの蛇身が押し込められた。
ボーイが腰を振り始めた。
由香里は、人形のようにぎこちなく、ボーイの腰に手を当てた。
それは、目の前の得体のしれない肉の塊を排除しようとする、拒否の動きだった。

しかし、ボーイにはそれが、自分の体を求める女体の動きのように感じられた。
「こいつ、俺が欲しいんだ」
そう言って、熊谷に向かって笑った。

ボーイは蛇身を由香里の口腔奥深く、喉の奥へとへ押し込んだ。
拒否する由香里の口は、喉を塞がれ、むせび、思わず蛇身に歯を立てた。
その歯の感触がボーイの欲情をさらに刺激した。

イクゾー
イクゾー

ボーイは既にセックマシーンだった。
由香里の頭を掌で固定し
固定した口腔を何度も何度も蛇を出し入れし
腰が勝手に激しく蠕動し
蛇が喉の奥の穴を求め
やがて、口内で激しく射精した。

由香里は口内で激しく射精されながら、ザーメンが喉の奥へ流れ込むのを必死でとどめた。
そして、自分でも思わぬ力で

ベベベー

と、蛇身とザーメンを一度に吐き出した。

「このアマー」

ボーイは由香里に激しい平手打を食らわした。
由香里はボーイを朦朧とした目で、しかし、ギラギラと睨んだ。
その目からは大粒の涙が溢れ出していた。

「よし、いいだろう」
熊谷が言った。
ボーイは再び、身をよじりながら運転席に戻った。

熊谷はズボンをずり上げ、みなりを整えた。
放心してシートに横たわる由香里の、下着とジーンズを引き上げブラウスの乱れを直した。
それを見ていたボーイが言った。
「優しんですね」
「勘違いするな。そのまま放り出しら、今やられましたって、宣伝されるようなもんだ」
「そりゃそうだ」
ボーイが納得した。

「いいか」
熊谷が由香里の顎に手をかけ、自分に向かせていった。
「警察にも、誰にも言うな。なんかあれば、動画をネットでばらまく。分かったな」

ベッ

由香里が熊谷の顔に唾を吐いた。

「この野郎!!」

そう言って、熊谷は激しいびんたを食らわせた。

「気の強い女だ。出ろ!!」

熊谷は由香里をぼろきれの様に、車内から放り出し、
「行け」と、ボーイに命じた。

由香里を遺棄した黒い乗用車は笑うように公園を去って行った。