愛人契約

愛人契約09.女は全身を舐められ痙攣するr

2021/04/26

剛一は精を放った後の倦怠感に包まれた。
由香里はうなだれている剛一を覗き込んで言った。
「ありがとう」
由香里が優しく微笑んでいた。
「どうして?」
剛一が聞いた。
「あの厭らしいザーメンを舐め取ってくれたでしょう。とても嬉しいわ。」
「あなたに命令されたから」
「いくら命令でも、とても酷いことだと思うわ。とても嬉しいの。あの汚らしさから本当に解放された感じよ」
「それは良かった」
剛一は気怠く半ば投げやりだった。

由香里は剛一の背後に回ると、手首を縛っていたネクタイを解いた。
「あなたはきっと優しく強い人よ。でないと人のザーメンなんて舐めれないものよ。私を救ってくれたんでしょ」
剛一は無言で小さく頷いた。
「さあ、あなたは自由よ。好きにして」
由香里はそう言って、剛一の目の前でブラウスを脱ぎ始めた。
大きく開いている胸元の優雅なフリルをひらひらさせながらボタンを外していった。

ブラウスの下から現れたのはパンティーとい同じ色の紺のブラジャーだった。その紺色は由香里の白いカラダをゴージャスに際立たせた。
「あなた、脱がせて」
由香里は剛一の手を取って立ち上がらせ、身体を寄せてきた。剛一は彼女を包み込みような形で腕を回し、背後のホックを外した。はらりとブラが緩んだ。
由香里は、落ちるブラを、胸の前で腕を組んで受けて止めた。

剛一はその組んだ腕を解いた。ブラが落ち、形のいい二つの乳房が輝くように現れた。
「綺麗だ!!」
剛一は思わず感嘆の声を上げた。
「君の脚もきれいだが、そのおっぱいも飛び切り綺麗だ」
剛一はそう言って、右手で彼女を抱きかかえ、彼女の胸に顔を埋めて、右の乳首に接吻した。
「あっ」
由香里が小さく呻いた。乳首はその先端に快楽を充填して硬くなっていた。

剛一はその硬い先端を愛しく口に含んだ。
片方の左手で左側の乳房を揉み上げると、彼女はがくがくと膝を崩した。
剛一は宝石箱を扱うように、そっと優しくベッドの上に彼女を導き、その躰を横たえた。
剛一は彼女を見下ろす形となった。

ベッドの上で彼女は伸びやかに、腕を頭の上で組んだ。そして二本の脚は、密やかな茂みを隠そうと恥ずかしそうにぴったりと寄せ合った。
剛一も彼女の隣に横たわった。彼女を抱き寄せると、品のいい顔の中で、あの瞳が光っていた。

彼女は剛一の首に腕を回し、いきなり剛一の腕の中で泣き声を上げた。
剛一は彼女の背を抱き、子供にするように背中をポンポンと叩いてあやすのだった。
肩を震わせて泣きながら、由香里は店で男に襲われたことを語った。

「男の勝手な欲望で、スカートの中をまさぐられるのが屈辱的だった。
また、自分自身も許せなかった。土壇場でお金を掴んでバッグに入れていた自分が許せなかった。
自分がとても惨めで、情けなく、腹立たしかったの。
あの男に、男という男に復讐したいと思ったの。
そして、助けられたはずの貴方を金で買って、男としてのあなたをいたぶろうと思ったの。
ごめんなさいね。
でも貴方は優しかった。
あのザーメンを舐め取ってくれた。あなたに舐められながら、貴方の事がとても愛おしく思えてきたの。本当よ。」
そう言って由香里は剛一に口づけをした。剛一も口づけを返した。

剛一にしても彼女がとても愛おしく感じられた。
剛一は彼女の首筋から喉元に唇を這わせた。そして掌にすっぽりと治まる小ぶりの乳房から滑らかにくびれる腹から腰へと舌で舐め下ろした。
彼女の腹部がひくひくと痙攣を始めた。